マッサージ
痩身エステのアフターケアでは、入浴中や入浴後にセルフマッサージをすると効果的です。
むくみは蓄積されて2重・3重に重なっていくとセルライトへ進化します。
痩身エステに一度行くだけで、むくみはある程度解消されますが、日々のケアによって痩身エステの効果を高めるとともに、むくみとセルライトの再発を抑制します。
むくみを放置してはいけない
むくみは余分な水分や老廃物が溜まっている状態です。
立ち仕事をしていると足がむくみやすく、身体の代謝が乱れていると顔や腕などにもむくみができてしまいます。
むくみは睡眠などで解消できることもあり、早期に対処すれば太ることはありません。
しかし、むくみを放置して重なっていく>と、いずれセルライトに進化します。
セルライトとは
セルライトはお腹や太もも、お尻などにできやすい凹凸のある脂肪のことで、たるんだ脂肪をつまむとボコボコした状態になるのが特徴です。
セルライトの原因は複数ありますが、そのうちの一つがむくみになり、セルライトは身体全体ではなく部分的に付きやすい特性を持ちます。
むくみやすい人をはじめ冷え症の方も、むくみ型セルライトになりやすく、女性は男性よりもむくみとセルライトが発生しやすいです。
むくみの原因
セルライトを作らないためには、そもそもむくみを発生させず、万一できてしまった場合は早期に解消することが大切です。
むくみは代謝が悪いことで本来は循環するべき水分や老廃物が特定の場所に蓄積されます。
むくみの主な原因をご覧ください。
- 立ち仕事や長時間同じ姿勢が多い
- 女性特有のむくみ(生理前や体質的な問題など)
- 水分、塩分、アルコールの過剰摂取
- 水分の不足
- ストレス
- 疾患や薬の影響
マッサージをすることでむくみを取ることも大切ですが、むくみの原因を少しでも取り除くように努力しましょう。
仕事の影響や体質の問題などで、むくみがどうしてもできてしまう方は、毎日入念なマッサージを行ってください。
むくみ対策のマッサージ
むくみやセルライトを取る場合は、強く押して潰さないように注意しながら、伸ばすように血液を流してあげるのがポイントです。
太もも、腕などで使えるマッサージ用の美容ローラーや、100円均一で打っている麺棒などを活用して、太ももの裏やふくらはぎをコロコロと押しながら転がしてあげます。
むくんでいる部分の血流を通すように軽くほぐしたら、続いて手を使って気になる部位をなるべく大きく掴むようにして、全体的にほぐしていきます。
セルライトを潰すのはNG
セルライトは強く押しつぶすと「プチプチ」と音を立てて潰すことができます。
一部の痩身エステではセルライトを潰す施術を行っている所もありますが、それはマシンや熟練のエステシャンによって潰したセルライトを循環させられるケアまでしっかり行っているから成り立ちます。
ただし、最新の痩身エステでは押しつぶす方式を採用している所は非常に少なく、セルライトはどれだけ上手に潰しても皮膚組織や毛細血管に傷をつけてしまいます。
結果的に傷の修復でコラーゲンなどの栄養を取られ、潰れたセルライトがさらに代謝を悪くするなどの悪循環に陥り、少し時間が経過すると潰す前よりもセルライトの量が増えてしまうことがあります。
自宅でのセルフケアでマッサージをする場合は、セルライトを一切潰さないように注意してください。
むくみを取る場合も、力任せにやるのではなくゆっくり時間をかけてほぐすように意識すると良いでしょう。
まとめ
むくみやセルライトはセルフマッサージだけでは簡単に取れず、1日だけ行っても翌日に効果を実感できることは少ないです。
それでも、毎日継続して行うことで、むくみとセルライトの予防効果を得られます。
痩身エステで一気にリフレッシュしたとしても、普段のセルフケアができていないと、再び元の状態になってしまいます。
むくみやセルライトが発生する時点で何かしらの原因があるので、痩身エステにどれだけ通っても、時間が経過すれば元に戻ります。
むくみ型セルライトを作らないためにもセルフマッサージを日々の日課にすることをおすすめします。